血液の流れが悪くなることが疲労の原因

日々生活をしている中で、「疲れ」は誰しも経験します。
この疲れの多くは、血液の流れ(血行・血流)が悪くなることで起こります。
これは、血液の流れが良くなれば、疲れが解消したり、疲れにくくなるということも意味しています。
今回は、その血液の流れと疲れについてみていきたいと思います。
― 目次
血液の流れと疲労
日常を過ごしているだけで疲れは起こります。
そして、疲れやすい人と疲れにくい人がいます。
この両者の差は、血液が流れやすいカラダなのかどうか。
多くの場合、この差は生まれてから各々がもつ体質が大きく関わっています。
ただ、疲れにくい人が健康かというと、そうとも限りません。
全ては程度の差であり、血流量は体質、個性の差と考えてください。
体質は変えられる
疲れやすいのが体質かと落ち込まないでください。
体質は変えることが出来ます。
そして疲れにくい人も、他の弱点の器官を弱点でなくしていくことが可能です。
体質は個性を生むものです。
この社会の中でも、体の良し悪しを個性の一つととらえていただきたいと願っています。
そこに優劣はなく、人と人との差があるだけです。
筋肉が固くなることで血液の流れは悪くなる
血液の流れを悪くする原因として多いのは、筋肉が固くなることです。
筋肉が硬くなるには、以下の要因が考えられらます。
・運動不足
・運動のし過ぎ
・アレルギー症状
・薬
筋肉が固くなると疲れは顕著にでてきます。
これも体質によりますが、もともと疲れやすい人、体のセンサーが敏感な人は特に体の疲れとしてあらわれます。
その際、足の筋肉が固くなることがはじまりのことがほとんどです。
お腹の血液の流れが元気をつくる
これは、足の筋肉が直接的に内蔵の血流量に関係しているためです。
わたしたちの「元気!」といものは、内蔵血流量。
つまり、お腹の血液の流れがいいか悪いかできまります。
足はもともと、お腹に血液を送ることが大きな役割の一つです。
足には大きな筋肉がたくさんあります。
この大きな筋肉がポンプの役割をします。
そして、足が動く度に、血液がお腹の方へ送られるしくみになっています。
足の筋肉が硬くなってしまうと、そのポンプの役割が担えなくなってしまいます。
その結果、お腹への血流量が減り、疲労へとつながっていきます。
免疫力の低下も血行不良の原因に
アレルギーや(一部の)薬というものも、結果的に筋肉を固くしてしまいます。
アレルギーを持つ人はわかると思いますが、アレルギー症状が起こったあとの倦怠感といえば表現できないほどだと思います。
筋肉を固くするのは、もともとは外的から身を守るために働く動物的な機能です。
この機能を免疫といいます。(すごくおおざっぱな表現ですが)
この免疫が過剰に働いてしまうために、外的から身を守る以上に、自分を苦しめてしまうことになってしまいます。
しかし体質を変えることで、免疫は上がり、アレルギー症状も収まっていくので諦めないでください。
その他 血液の流れを悪くする要因たち
血液の流れを悪くするには、それなりの理由があります。
その人の抵抗力により、摂取量や合う合わないは変わってきますが、以下のものがあげられます。
・糖分の摂り過ぎ
・運動不足(過度の運動は逆効果)
・筋肉不足
・タバコ
・お酒(カラダを温めるお酒と、カラダを冷やすお酒があります。過剰摂取はやめましょう。)
私個人としては、糖分をとりすぎると顕著に体調に異変がでます。
もし、定期的に疲労がでたり、疲労が続くようでしたら、その疲労が起こる前の行動を見なおしてみとヒントが隠れていることが多いです。
自分の体質に気づくことによって、外的要素から疲労が出ることを、自分自身で防ぐことができるようになります。
血液の流れを良くする要因たち
疲労を起こらないようにしたり、疲労を回復させるには血液の流れを良くする必要があります。
血流をよくするには方法は以下のものがあげられます。
◇対処的
・風呂
・おがくず風呂(オススメ)
・食事(やり方を間違わなければオススメ)
・施術
◇根本的
・姿勢
・カラダの動かし方
・思考
血液の流れをよくするには、より根本的な解決を意識していくことが近道になります。(時間はかかりますが)
まずは、今ある疲労を解消すること。
そして、疲労が解消した後は、なぜその疲労が起こったかを見つめます。
日常姿勢が悪かったのか。食生活が悪かったのか。それとも、、、
このように、一つ一つ根本的な解決をしていくことで再発を防いでいけるようになります。
決して無理はせず、気持ちのいい範囲で続けてくださいね。